ゆっきー

傷だらけの人生 古い奴でござんすのゆっきーのレビュー・感想・評価

3.0
鶴田浩二と若山富三郎が血を分けた実の兄弟で、飛田新地を乗っ取ろうとする憲兵達と戦うという無茶な脚本。
前作に比べたら落ちる。
ラストの殴り込みが舟ではなく、徒歩(しかも縦構図)というのも魅力にかける。

憲兵、ヤクザが入り乱れて斬り合うラストで、自分を慕う女との間に鉄格子を閉める鶴田。この格子越しのショットは小沢茂弘が大好きな模様で、前作の遠藤太津朗との実の親子ご対面のシーンでも同じ演出がなされている。
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