ふみぃぃeeeee

七人の侍のふみぃぃeeeeeのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
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初鑑賞だったが、傑作と名高いことがすぐに分かってしまう充実した時間だった。
三時間半という長尺ではあるので、身構えていたけど、体感そこまでの長さはない。
序盤の仲間集めからワクワクする。一緒に時間を過ごすことで、侍と村人の親密さが高まる様子には心が温まる。しかし、根源的な"身分の違い"についても表現されていて、両者の関係性の緊張感は保たれるという絶妙な距離感。
最後の戦闘シーンは、「どうやって撮ってるんだっ⁈」と思わず、驚愕してしまった程のアクションの臨場感。
そして、それと同じくヒューマンドラマが奥深いところも本当に素晴らしい。これらの両立を失敗している作品は結構あるような気がするけど、今作はやはり凄かった。
なんか、久蔵と勘兵衛のキャラクターが好きだったなぁ。

[2021年 216本目]
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