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七人の侍のpompeiiのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
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いやー面白かった。

黒澤作品には例外なくコミカルな要素が盛り込まれていると思うが、本作はそれが最も顕著で全編にわたって喜劇的雰囲気が満ち満ちている。それを象徴するのが三船敏郎で、欠くと駄作になりかねないほどにいい味を出している。かと思えば、胸を打たれるような弁舌をふるう。ギャップ萌え不可避(「生きる」のイメージが強すぎる志村喬にもギャップ萌え不可避)。

また折に触れてみよう。





メモ
・まずクレジットの斜め書きに意表を突かれる。

(以下この動画より)

https://youtu.be/NKKyqEd1UKY?si=jc_xmK51bWcf-r1w

・西部劇だと雨自体降らないので、それに対抗する意図で雨のシーンを多用している。

・アクションの背景にドラマというものを盛り込めることをハリウッドに示した。
時代劇だけではなく、日本映画、世界の映画に革命をもたらした。
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