このレビューはネタバレを含みます
思いの外ストーリーも含めて面白かった。序盤サスペンス的な雰囲気から始まり、その後終わりまで主人公の過去を振り返る構成は現代の作品にもよく見られるが、やはり惹きつけられてしまう。
事前予習なしで観ても斬>>続きを読む
宗教が大きな力を持つ中世特有の閉塞感のある重い雰囲気、独特の恐ろしいメイク、そしてそこにミステリー要素が加わるのだから面白くないわけがない。かなり好き。あまりこの時代が舞台になることも少ないし。>>続きを読む
最後はズルイなー。ハリポタファンではないけれど泣いてしまった。
キャスト一同、色々大変なことはあっただろうけど、その犠牲の上に素晴らしい人生経験を積み重ねてきたんだろうなと。
共感してしまうところがちらほら。
特に島崎雪子の鼻血を気遣ってご飯も作らせず寝かせたという、普段見せない優しさを他人に見せてしまったことで奥さん(原節子)に怒られるのは自分にも思い当たる節がありゾクっ>>続きを読む
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いい作品ですな〜。
女たちは次々とどうしようもないダメ男に惹かれては捨てられるのだが、それも日常の一コマに過ぎないと言わんばかりに淡々と描く。
ただ、女が死ぬと棺を用意するために金を集めたり、泣き喚>>続きを読む
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メモ
・横浜トリエンナーレに本作を意識している作品があったため鑑賞。当時の黄金町近辺の陰鬱な雰囲気がよくわかった。
・役員?同士が会社の方向性や持ち株ち株から始まる。三船の仕事に対する情熱や長期的>>続きを読む
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面白いが特筆すべきことはあまりないかなー。音楽のセンスがよくて、特にオープニングはかなりワクワクした。
メモ
物語である以上は登場人物の主観が描かざるを得ないが、豪邸での窃盗シーンは無音&望遠>>続きを読む
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メモ
34分あたり
→暴力による傷、セックス、宗教画が一つの部屋に同居。スコセッシらしい。
ボクサー引退前後のロバート・デ・ニーロの見た目の差はすごい。引退後はかなり増量していて、ぽっこりお腹も服>>続きを読む
音楽いいな〜〜〜。テーマがテーマだけに一部ワーグナーの指環を思わせる旋律があったが気のせいか。
そして男女の恋愛も他のチャップリン作品同様、どこか青春のほろ苦い懐かしさを感じさせ、観ていてとても心地が>>続きを読む
この時期から既にあのスレ違いギャグが冴え渡っている。職場を3階建にして、エレベーターとチャップリンの軽快な動きで笑いをとる。
「ライムライト」を観た後だとチャーリーが一層愛おしい…!
いい映画だった。
カルベッロは不遇な人生を歩み続けたため少なくとも深刻な厭世観をもっていただろうが、それは逆に瞬間瞬間を生きる素晴らしさに開眼する楽天的人生観へと転換したのだろう。地獄を知る者のみ天国>>続きを読む
現時点の自分の感性からは観てよかった作品だと到底言えないが、「混沌」を構成するアイデアやスケールには脱帽。凡庸なショットがなく、視覚的にとても面白い。
メモ
・ヴァルキューレの騎行が流れるシー>>続きを読む
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メモ
・剣にズボンが刺さって動けなくなるシーン、チャップリンがある男性に怒っていたもののその身長に慄き退散するシーンなど、つかみから最高。
・体や心の動き、目線などに合わせて音楽をコントロールして>>続きを読む
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メモ
・ステップを踏むだけでコミカルになるチャップリンすごいな。ワルツのような音楽も効果的。
・チャップリンが世界を掌握するかのように地球儀で遊ぶシーンにワーグナー「ローエングリン」の前奏曲が!ど>>続きを読む
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メモ
テンポがいいし、軽快な動きは見ていて楽しいし、観ていて全く飽きない。全然古臭くない。
・冒頭、機械に人間が翻弄されている様子を数多くの変奏曲で奏でられるのはすごい。
・自動で食事ができる機>>続きを読む
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メモ
・軽快なアクション映画でありながらも、映画の重厚な質感はしっかり活かされていて面白かった。
・生き埋めのシーン、1分ほど真っ暗なシーンが続く。棺桶に土を被せる音も聞こえるので視覚的、聴覚的に>>続きを読む
(製作の背景は調べていないので、トンチンカンなことを書いている可能性あり)
本作が上映されていた時期はなぜか時間が取れず配信を待っていた作品。その分観るのをずっと楽しみにしていたのだが、全くの期待は>>続きを読む
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メモ
・中盤まではシリアスな雰囲気に満ちているが、来日してからは作りが少しチープで娯楽映画そのもの。なんてったって、戦闘中にお尻ぺんぺんですもの。
まぁとにかくもうやりたい放題。これを撮ったタランテ>>続きを読む
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メモ
・元ネタが分からずとも、ゲスい話をしていようとも、ただただ役者がカッコいい。このカッコよさは実際どこから感じ取っているのか。
・コードネーム「ピンク」のくだりには爆笑。
・監督出演なのかー>>続きを読む
『ヴェニスに死す』は原作も映画も好きだが、こんな裏話があったとは。自分も手放しでヴィスコンティ『ベニスに死す』の美と死の概念を映像化するという偉業を礼賛していたとはいえ、登場する加害者たちがヘラヘラし>>続きを読む
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メモ
・広い意味で″クラシック″という言葉が似合う作品。モダンと対比する描写もあるが。
・モーツァルトや絵画をきっかけに教授と青年の間に心が通じ合った瞬間は詩的。家の改造(破壊)から心が通じ合う(>>続きを読む
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メモ
・(自分の中で)3時間飽きさせない作品は問答無用で名作。議会や地味な会話のシーンが多く単調になりがちだが、不思議なことに一瞬たりとも退屈しない。こんなに3時間の映画を短く感じたことはない(先日>>続きを読む
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メモ
・ギロチンで殺るシーンには驚いた。現代から観ると少し荒さが目立つが十分目を覆いたくなるくらいグロテスク。そしてこのシーン、カットなしで海岸沿いの道路でナンパしているグループと死闘を繰り広げてい>>続きを読む
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序盤は面白かったが、後半はずっと退屈してしまった。色彩や効果音、カメラワークなどの斬新さには事欠かないものの、どうしても物語の展開に興味をそそられず。
ただ、謎解きや仕掛けで人を動かしていくのは洒落た>>続きを読む
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メモ
・どの銃を使うかは音、殺傷力など状況に合わせて選ぶ
・絶えず流れるムーディな音楽が3時間半飽きさせない秘訣の一つか(といっても長いけど…!)
・アル・パチーノがアイス好きっていうギャップが最高>>続きを読む
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メモ
・ピアノのシーンはどういう意味が?
・植物好きは何を象徴?
・患者は全員健常者なのか?であればあまりにも演技が上手い…。もちろんデ・ニーロも…。
・リルケの詩の引用
・ロビン・ウィリアムズの笑>>続きを読む
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メモ
・この時代のアメリカ映画・ドラマの雰囲気なんとなく好き。観ているとフォークソングが聞こえてくる。
・緊張感を煽る顔面クローズアップが多用されている
・ゴルドベルク変奏曲→殺人のコントラストは印>>続きを読む
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大傑作!3時間の長さにもかかわらず一瞬も退屈せず楽しめた。「美」と「醜」が絶えずせめぎ合う緊張感ゆえに飽きなかったのかも。これはもう一度IMAXで観たい。
・地味になりがちな格闘シーンは、闘技場とい>>続きを読む
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メモ
・圧倒的な構成美と色彩美。色彩に関してはヴェネツィア派の絵画のよう。ただちょっと意図が露骨過ぎるようにも見える。
・中華料理屋の楽しげな厨房と銃のやり取りが交わされる殺伐としたシーンが一つの画>>続きを読む
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メモ
・訓練シーンの青いオーラは何?
・黒人女性の青い目の意味は?
・黒いお風呂みたいのは何?
・宗教的(哲学的)フレーズがちょいちょい
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完全に魅了されてしまい一気観しちゃった…
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・アウステルリッツの戦いのシーンは圧巻。大砲を氷上に落とすシーンはどうやって撮影しているのか?水中撮影の発想は面白い。映画を真に愛している>>続きを読む
冗長なpart1に比べてpart2は緊張感があって面白いね。30分だけ観るつもりが、一気見してしまった・・
杖の放棄は戦いの放棄。長大な物語を締めくくるか細い弦に感涙。
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メモ
・「乱」がリア王を下敷きにしているなら、本作も「マクベス」を踏まえているのか?と思ったら案の定そうだった。西洋古典を日本に置換する腕がすごい。
(終盤の森のように大群が押し寄せるという予言はマ>>続きを読む
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メモ
・冒頭のシリアスな雰囲気と低弦が絶妙にマッチ
・この作風、全然ファンタスティックビーストに酷似しているなと思ったら、案の定同じ監督だった
・今更、呪文ってラテン語ぽいなと思ったらやはりそうだっ>>続きを読む
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昔観た時は衝撃を受けた作品だけど、今観るとシリーズの中では最も平凡だなーと思ってしまった。シリーズの中では特に劇的な展開を担っているはずなのに音楽が躍動していないし、ストーリーとしても冗長な部分が多い>>続きを読む