白いかざぐるま

七人の侍の白いかざぐるまのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
3.6
勘兵衛がリーダーとして素晴らし過ぎた。
冷静で頭がよく戦術と人心掌握に長けていて、菊千代が暴走して仲間を失うことになっても決して責めることなく優しく励ます。
しまいには侍と百姓の娘の恋路まで面倒を見てくれる。

そもそも命をかけて他人の為に働こうっていうのが聖人すぎるけど、なかなかここまで周りの為に動ける人っていないよな〜と感心。

描かれないけど、野武士側の物語もあるはずで、全滅するまで侍のいる村に突撃を続ける状況って、それはそれで悲惨過ぎるぞ…

ラスト豪雨で泥だらけの合戦は圧巻だった。