ペコ

最後の晩餐のペコのレビュー・感想・評価

最後の晩餐(1973年製作の映画)
2.5
このジャケットとフランス・イタリア合作ということで、さぞやカラフルで絢爛豪華な映像なんだろうな~と想像してましたが意外と地味でした。
屋敷は廃屋みたいだし、照明は暗いし、出てくる料理はあまり美味しそうに見えなかった。むしろまずそう・・・。

4人の金持ち男が、郊外の屋敷にありったけの食材と3人の娼婦を呼んで、死ぬまで食ってヤッてクソして寝て・・の生活を続ける話。
食事しながらスクリーンに裸婦の写真映して、「う~ん、これはアーティストの趣味が悪いルネッサ~ンス」とか「う~ん、手が邪魔ルネッサ~ンス」とか・・・日本人の私にはとうてい理解し難い文化でした。|-`).。oO(デカダン派の文学チック。フランスのブルジョワジーの密かな楽しみって感じでついていけないわ~)

あと、もっと食って飲んでの大宴狂でスカトロセックスするくらい酷い映画かと思ったら、そこまででもなかったのが残念。
汚いには汚いんだけど、ちょっとお上品すぎて私の好みじゃない。
でもこれ、一応カンヌで審査員特別賞とってるからね。フランス人はこういうのが好みなんかね。
ペコ

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