土曜の午後に頭を空にして観るには丁度いいユルさ。しかしスポーツにおいて、殆ど無視されてきた「審判」の存在に焦点を当てた珍しい映画で面白かった(タイトルは観客の罵声)。

一番の審判アンチだった男がアンパイア養成学校に入学し、野球選手以上の選球眼を鍛えていく。審判にもベテランの引退試合があるのは泣けるね。
審判の卵たちが等間隔で並び、ラジオ体操みたいに「アウト！」「セーフ！」を繰り返す練習風景が異様。

ドタバタコメディ。

野球好きが過ぎて仕事が続かない主人公。野球の審判である養父に誘われて、イヤイヤながら審判の学校に入学。無事卒業し、いざ本番を迎えるが、、、

タイトル「Kill the Umpire」です😅
もしかすると野球好きの間では、審判を罵倒する決まり文句なのかもしれないですね。

前半はサッカーでいうところのフーリガンですよ😑


野球観戦の時に罵倒していた審判に、自分自身がなることで、その大切さだったり大変さを知る内容。映像技術を駆使した「んなアホな」的なコメディシーンが満載で楽しめました！

映画としての出来栄えは決して良くはないのだろうが、珍しく審判を取り上げていることと御贔屓ベンディックス主演ってことで点数甘めです😊