はちみつ小町

マイアミ・バイスのはちみつ小町のネタバレレビュー・内容・結末

マイアミ・バイス(2006年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

麻薬カルテルの話なんだけれど、私には「恋は身を滅ぼす」という感じがした。イザベラはボスの女でお金周りを取り仕切っているのが、幸せだったと思うから。でも、ソニーが「本気」って言っていた以上にイザベラが惚れてたもんなあ。描かれていないけれど、「17の時からこの世界にいる」って言っている彼女にとっては、初めての恋愛だったのかもね。

ソニーもリコも警察官だけれど、FBI以上にプロフェッショナルで、その仕事ぶりを尊敬した。イエロとの交渉は見事だったと思う。どっちが主導権を握るか、こんなに大事なものなのかと私なんかは見ていた。(そのイエロがイザベラに恋していて、ボスにイザベラとソニーの恋を密告する訳だけれど)

アメリカという国は悪の組織から抜け出させる事が正義なのかもしれない。でも、イザベラのこれからの人生を思うと茨の道のりな訳で、無責任じゃないかなあと思った。