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イップ・マン 葉問のTaiのレビュー・感想・評価

イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)
4.1
サ、サモハーーーン‼︎
※主演はドニー・イェン

ということで『イップマン/序章』に続き、第2作目!
前作の終わりから舞台は1950年の香港へ。
土地を移り住み、戦争も終結するも、イップマンの生活は厳しく、武館を開き門下生集めをすることに。
しかし、新参者を受け入れまいと他館の師範たちが立ちはだかり…

その立ちはだかる師範の1人がサモ・ハン・キンポー演じる達人なわけですが、この男とイップマンの戦いが凄い!
中華レストランでお馴染みの円い大きなテーブルの上で闘うわけですが、この狭いスペースでこんなにもダイナミックに舞えるのかという程に動きまわります!
もう、お互いに手捌き、足捌きの速さが笑っちゃうくらい尋常じゃないですね( ´∀`)b
なんであんなん動けんの⁇

しかも、このシーンを序盤にやっちゃうんだから贅沢な作品ですよ。
そこから尻窄みすることなく、むしろこの衝突があったからこその熱い展開が待っているというのが前作以上のエンターテイメント性となっていました◎

そして、ラストにはついに映画界の大スターが詠春拳の門を叩きに‼︎
鼻クイッとの仕草だけで誰だか分かるって凄いですよね。
武術の伝道師による物語はまだ続きます(`_´)ゞ


唯一、突っ込みたくて仕方なかったのが、イップマンのお子さん。
前作の1935年で三輪車漕いでいた息子が、その15年後でどう見ても小学生…イップマンが繰り出した拳の数だけ譲っても中学生になりたてにしか見えない!という成長速度に中国の不思議パワーを感じました。笑
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