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セプテンバーのnのレビュー・感想・評価

セプテンバー(1987年製作の映画)
3.7
アレンの中でも最も「売れなかった」一本である本作。
すべて一軒家の中で物語は進む。外のシーンは一切なし。演劇的なやつである。

作り手の観点から見れば、部屋の中での人物の動かし方、限られた人数でいかにドラマな関係性を構築するか、限られた空間でいかに物語を設定を出していくかという点で学びがあった。
カミナリなんか印象的に使われててね。

殺人が絡むアレンらしい設定もよかった。
あと、あの母親が鏡に向かって自らの老いを実感するカット、印象的。役者の力よね〜。
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