このレビューはネタバレを含みます
昔見た時は『なんてことはない。ただの不倫映画じゃないか。美化してさ!』って思っていたけど、今あれから自分が歳を重ねて観直してみると、新たな想いが生まれた。
これは観るタイミングがめちゃ大事な映画だわー!!!
自分の気持ちや想いよりも、残された家族のことを想う。
いかに素晴らしい恋愛感情でも、時が経てば移り変わっていくことの悲しさがわかる。
そして一緒に生きていくことを選んでしまったら、きっと後悔して、この素晴らしい4日間をダメな思い出にしてしまうことの恐ろしさ。
最後まで妻、そして母親を全うし、死してやっと想いを遂げたい。
…どんだけなのよー!!!!!!
すごすぎるー!!!!!
覚悟が違うんだよな!覚悟が!!!
子供たちが大人じゃなかったら、きっとこの想いは届かないね。
遺灰も願い通りにはいかない。
いや、大人でも人によっては無理なのか?!
そこは母親として、良妻賢母でずっと家族に尽くしてきたことを感じるからこそ、子供たちにも伝わったんだろうね。
初めて二人が唇を交わすあのシーンが、想いが溢れていてとてもドキドキした。