Rare

マディソン郡の橋のRareのネタバレレビュー・内容・結末

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

号泣も爆睡もしなかった
真実の愛、なんだとは思う
人生で出会えるか出会えないかの運命
一般的な出会いで満足してる人にとっては未知の世界
でも、今の愛に物足りなさを覚えてる人は、もっと運命的な巡り会いを求めてる人には心動かされる物語なのかな
一言で言えば、主婦が見知らぬ人とトキメキを感じた物語
ここから学んだことは、"人生とは選択"ということ

田舎で平凡な家庭をもつ主婦をしている主人公が、ある日見知らぬ男に道案内を求められた。
夫と子供2人が街へ4日間の旅行へ発ったところで、彼女は息抜き代わりに彼を案内することになった。
その流れで彼と夕食を取ることになり、未知の世界について語る彼に惹かれていくようになった。
すぐに噂の広まる田舎で、自分のせいで悪い噂を立てられるのではないかという彼の思いやりに対して、彼女は自分の彼への想いを確信する。
こうして、2人は恋人同士として2日目、3日目を過ごし、最後の夜になった。
彼女は、彼との人生と家族との人生どちらを取るかとの選択を迫られていた。
彼と一緒に行けば、若い頃思い描いていた理想の生活を暮らせるが、今まで築いてきた家庭は崩壊する。
彼女が下した決断は、家族と留まることだった。
彼は、過去を大事にした彼女の想いを尊重し、断腸の思いで家を出て行った。
家族が戻ってきた生活に、何も変わりなく過ごしていたが、彼女の胸には常に彼の存在があった。
子供達は家庭を持ち、亡き母の晩年の想いを知った。
生きた印として、この罪を打ち明けた母の気持ちを感じ、子供達はそれぞれ、自分の家族への想いを見つめ直すこととなった。
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