朝井リョウさん原作の「正欲」公開記念
ということで名作である今作を再視聴。
神木くんはこうした話題作や名作に必ず出ているところがすごい。
相棒は魔法少年☆ワイルドバージンの前野朋哉
橋本愛と山本美月の超絶美女ぶりが素晴らしい。
たしかに女王のカーストである。
松岡茉優の嫌な感じもすげえ絶妙だ。
後半に神木くんと吹奏楽部の子に起こる悲劇には本当に泣けてくる。
ただし、その劣情こそが芸術へ活かせるヒントなのかもしれない。
どん底に落ちてからの清々しさといったら。
そして一番の勝ち組であるはずの東出が実は心の中は穏やかではなかったのだ。
神木くんを羨む様子。それこそが真の気持ち。
つまりどんなヒエラルキーの中でも生きがいを見つけた人間こそが実は勝ち組なのかもしれない。
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2018/08/06 21:11
桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)
5.0
Filmarksをやる以前に見たので、まだ感想を書いてなかった。
もうすでに数回見ているのだが、最近になってあらゆる映画に影響を与えてるなと思い再視聴。「カメラを止めるな」にも少なからず影響を与えてると思う。
そして現在の視点で見ると、メインキャストがほとんど大物になっている人ばかりなのでそうした意味でもすごく面白い。
当時見た印象では、もっと文化部の勝利のような印象をもっていたのだけど、実際は本当の勝ち組かも？を匂わす程度だったのはとてもよかった。結果的に人生に対する充実感を求めるには自分の好きなことをとことんするべきなのでは？そうしたヒントを与えてくれる映画であった。
