時系列複雑系が割と好きなので観て良かったけど抽象表現が少し多すぎる気もした。
とはいえ、サイコパスを演じるエズラ・ミラーは一挙一動が美しく感じてしまう程に魅力的で、この映画の気味悪さをより引き立てていた。
ティルダ ・スウィントンもエズラ・ミラー
も中性的で、肉感をかんじさせないのでこの映画に最適なキャスティングだったと思う。多分他の俳優だったらここまで良いものにならなかった。
最後のシーンは私にとって、一種の救済のようにも見えた。親子の繋がりとは。
そしてレディオヘッドの人(今回はジョニー・グリーンウッド)が作る映画音楽はいつもいいよね。