えびしお

青春神話のえびしおのレビュー・感想・評価

青春神話(1992年製作の映画)
4.0
雰囲気がエモい。この湿度が高そうで気だるげな空気がアジア映画という感じ。ご飯中に観始めたら、名前を言ってはいけないあの虫が2連続ででてきて食欲がなくなった。
少年たちはその後どうなったのだろう。犯罪にも手を染めていたアザーの方が何かのきっかけで真っ当になり、拗らせ気味のシャオカンの方が取り返しのつかないことになっていたりするのだろうか…シャオカンも少年時代が終わり、元の道に戻るだろうか…こんなことを楽しくしていられるのも若者のうちだけだから。
今年行った台北は確かにこの映画の頃より近代的になっていたが、細めの道に入ったりするとこの映画のような風景だったことを思い出した。