えびしお

ハッチング―孵化―のえびしおのネタバレレビュー・内容・結末

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

部屋のインテリアがFrancfrancを連想させる。

抑圧されながらも健気に母を喜ばせようとするティンヤがとにかく可哀想。
ティンヤと怪物の感覚がリンクしているのは、ティンヤの分身的な存在だから?最後、良い子のティンヤは死に、分身が本物になったのだろうか。
ティンヤが泣きそうになっているのにも構わず不倫相手の話をする母親のシーンが印象的だった。本当に自分のことしか考えていない化け物。不倫相手に娘を会わせるのはフィンランドでは普通なのか?
娘の様子がおかしくても、妻があんなのでも、父親が何も意見しないのも怖い。