青春神話の作品情報・感想・評価

上映館(1館)

青春神話1992年製作の映画)

青少年哪吒/Rebels of the Neon God

製作国:

上映時間:106分

4.0

あらすじ

「青春神話」に投稿された感想・評価

LaserCats

LaserCatsの感想・評価

3.8
あんなフラフラしてる息子がおったら心配してしまうよなぁ。
跳び跳ねて頭ごんするシャオカンがかわいかったですが、お気に入りなのはシャオカンのお父さんがドアをそっと開けておいてあげる場面。この不器用な親子が「河」に行き着くのか。
明確なテーマはよくわからなかったけど、目標もなくただ生きるだけの日々は行き詰まるような、虚しいもののような気がするよなぁと思ったりしながら観てました。
音楽も印象的でした。
台湾の街並みを疾走するシーンはエドワード・ヤンの作品もそうなんだけど、この90年代という時代の空気感が凄く良いし憧れてしまう。
chico

chicoの感想・評価

4.0
排水溝めっちゃくさそ〜って思ったけど、絶対うちの排水溝の方が臭いし汚い。開けてないだけで。
Jimmy09

Jimmy09の感想・評価

3.8
ツァン・ミンリャン監督のデビュー作。
毎年恒例の「台湾巨匠映画祭」(@新宿K’s cinema)で毎回上映されているにも拘らず、見逃していたが、ようやく観た。

台北を舞台に、両親と暮らしている予備校生と2人組の青年、そして1人の若い女性、これらの人物を中心に描かれる鬱屈した青春映画(ほめています…)という印象。
流石この監督なので、デビュー作から西瓜・エロビデオなどが登場…(笑)

物語は、2人の青年が自販機から小銭泥棒をしてゲームセンターで遊んだりしている姿、両親と住む予備校生が嫌気をさして予備校を無断退校したり、青年2人は若い女性と3人で酒呑んで女がつぶれてラブホテルに置いてきぼり…。(性的なことはしない)

特に面白いと思ったのは、青年2人がゲームセンターのゲーム機から基盤を盗んでいるところを予備校生が影から見ているのだが、盗人2人が退散する時に外から施錠してしまったので予備校生が犯行現場に夜間取り残されるあたりのシークエンス。
「予備校生が盗人扱いされるのでは…?」などと思って観てしまうスリリングな場面であった。

また、台湾にも本作製作当時はテレクラがあったのか…と思ったりする。
小生はテレクラなど行ったことありません…(笑)

本作は、全体的に台湾の綺麗な風景は描かれず、底辺世界的な雰囲気が描かれる。
これは台湾社会の息苦しい雰囲気を描いたものなのだろうか、一風変わった青春映画であった。
sora

soraの感想・評価

3.8
初台湾映画!
どこか退廃的で暗く汚いが癖になる雰囲気。
こういう作品の良さがわかる人間になりたい。
冒頭の虫のシーンは細目で見た。笑
耳に残る音楽が良かったな〜、なんだか静と動を感じた。
んご

んごの感想・評価

4.5
初見時の衝撃は忘れがたい。雨やそれにともなう浸水など、ツァイ・ミンリャンのフィルモグラフィに通底する"水"のモチーフは、本作(長編デビュー作!)からすでに援用されている。排水口から溢れでる汚水のごとく、若者たちの欲望は無軌道に拡散し、自己も他者も傷つけてゆく。その代償としての痛みは、もはや取り返しのつかなくなったあとに襲いかかる。その自堕落を慰めるでも諫めるでもない透徹した視線は、映画かくあるべしという強い意思を感じた。それでも後年のツァイ・ミンリャンの(そして、リー・カンションの)老成ぶりから顧みればカメラはよく動くほうだし、陳腐な言い回しだが初期衝動に突き動かされたかのようなエネルギーが全編を貫き通している。
Jasminne

Jasminneの感想・評価

4.0
いきなり路上で車が襲われたりしてるんだけどゲリラ撮影かな?思ったがどうなんだろう。
来年受かるか分からない大学受験に親からの旧式の期待を寄せられたり息も詰まるだろう。
刹那的暴力は結局自分で後始末をつけないといけないのに(刹那的でなくても)、暴力との瞬間にはそれには気づかない。気づくことができるならやめられる。
台湾の南国の魅力は全然出てこないので台湾の青春映画としてはかなり突出してると思う。

115
kotan

kotanの感想・評価

3.5
逆流する排水溝、騒がしいゲームセンター、街のネオン、バイク、コンパス、テレクラの着信音、

青春群像劇、女の子が朝置いてけぼりにされがち、ストレンジャーザンパラダイスとか、
goslinK

goslinKの感想・評価

3.5
初、台湾映画。
90年代の台湾の若者。大人になる一歩手前で危なっかしい感じがいい感じで演出されてる。彼らはどんな大人になっていくのか。
台湾のゴキブリはコンパスでさせるほど鈍いらしい。
これまたすんばらしいの。
台北の街や人々はどこもかしこもやたら生々しくそこに存在しているだけで映画だったし、ろくに物語なんかなくても役者がいなくても100分くらいは優に見続けていられそうなほど画力ある。これを観て台湾の人もノスタルジー感じたりするのかなぁ。

この鬱屈とした感情をどうしようか。ぶつける対象を見つけて発散できたとてそれは一時的なものに過ぎないという虚しさは確かにある。どんなに締め出しても追いやっても、場所を変えたってきっとすぐにまたそれは迫ってくる。排水溝から溢れる下水やゴキブリのように。
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