ロメロン

青春神話のロメロンのレビュー・感想・評価

青春神話(1992年製作の映画)
3.7
1992年の台湾。
ゲームセンターにストリートファイター2があった時代。
日本では1991年にストリートファイター2が稼働したみたいだから、同じ時を生きてたんだと思うだけで郷愁にかられる。

二人組の不良が生き生きして楽しそう。(当たり前だが、彼らは彼らなりに悩みはある)
バイク2台で街を走るシーンだけで良い✨。(この時代はノーヘルでOKみたいだ)
遊び相手の女の子も可愛い😍

そんな彼らを一方的に妬む受験生のシャオカン。
不良はシャオカンの存在を知らないのだが(笑)
シャオカンは無口で友達もいない感じがする。

何かはしたいんだろうが、何をしていいのか分からない。
なので性欲とストレスは溜まる。

そんなシャオカンは、不良を妬むあまり、ついにその不良に牙を剥ける。

シャオカン、可愛い顔してなかなかやりおる(笑)

この映画に出てくる、受験生のシャオカンは、柳町光男監督の「十九才の地図」(1979)の主人公みたいだなと思った。
地味で目立たないけど、なかなかにヤバめな人🤣
どこの世界にもいるもんだな(笑)

シャオカンと父親との関係にクスッときたり、映画全体のトーンもよかった、と言うか好き。
ロメロン

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