せき

わたしを離さないでのせきのレビュー・感想・評価

わたしを離さないで(2010年製作の映画)
4.5
冒頭から最後までずっと切なくて胸が痛い

自分の、周囲の人たちの終了を感じながら生きることは幸か不幸か
有限を知るからこそできる行動や贖罪もあるだろうけど、少なくとも「受け入れる」しか選択肢がないという点ではやっぱり幸せとは言えないよなあ

遅かれ早かれ、誰にだって必ず終了の時はくる
みんながそれを知っているはずなのに、どうして心のまま幸せだけに向かって生きられないんだろう

映像も登場人物も儚くてきれいだし、キーラ・ナイトレイの気の強い美少女役がツボ
衣装もかわいくて好きだった
せき

せき