はる

ローマの休日のはるのレビュー・感想・評価

ローマの休日(1953年製作の映画)
5.0
言わずもがなの不朽の名作。
何度も見ているのに、また一瞬も目が離せなかった。

『麗しのサブリナ』のあとに見ると、お相手がグレゴリー・ペックっていうところがさらに嬉しい。


キスのあとのジョーの家で、ラジオから流れてくる特別ニュース。「王女の母国では国民が心配しています。」
この時の切なさがたまらない。

国への義務を果たすアン王女と、特ダネを手放す新聞記者のジョーが切ないやらカッコいいやら。

シンデレラに憧れる少女に、お姫さまゆえの苦悩と覚悟を教えてくれた大切な作品です。
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