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ローマの休日のフジのネタバレレビュー・内容・結末

ローマの休日(1953年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

【2020#029】
 窮屈な日常が嫌になったアン王女(オードリー・ヘプバーン)は城を抜け出す。その後辿り着いた街で記者のジョー・ブラッドレー(グレゴリー・ペック)に保護される。ブラッドレーは王女であることに気づいたが気づかないフリをして彼女と共に行動し、アービング・ラドビッチ(エディ・アルバード)と協力してスクープを狙うが、アン王女とブラッドレーの2人は行動を共にするうちに惹かれあっていく。
 しかし、その後自身の役職の責任を自覚したアンは城へ戻るが、ブラッドレーは今までの出来事を新聞のネタにはせず、王女と記者という立場で再会しても動揺せずお互いの道を進んでいった。


 友人の勧めもあって鑑賞したが自分的にはあまりハマらなかった。ハードル上げすぎたのかもしれないが...。
 モノクロのものは普段あまり観ないので新鮮で、アン王女やローマの風景の撮り方がとても良かった。
 アン王女はその高い地位にも関わらず気さくで、ローマで「一般人の日常」を純粋に楽しんでいるところが可愛らしかった。
 ブラッドレーが嘘をごまかすときの対応は強引でうまいものとは言えなかったけどアン王女を思いやる気持ちが前面に出でいて彼の人柄を感じることができたので良かった。
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