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肉体の門のtheocatsのレビュー・感想・評価

肉体の門(1964年製作の映画)
2.7
五社監督版を視聴済みのため比較という点では興味深かった。
が、鈴木清順監督は映画的ダイナミック性より芸術家気質を優先させたようで、いささかカオス気味だったこともあり物語として良くまとめられていたという印象は薄い。

ヌードもろだしを極力避けていたのは好感が持てた点。

エンタメ活劇としては五社英雄版の方が断然良かったけど、「拡張された舞台劇」と感じさせた鈴木清順様式も敬意に値するのは間違いない。
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