肉体の門の作品情報・感想・評価

「肉体の門」に投稿された感想・評価

yukako

yukakoの感想・評価

3.8
安っぽい女達の口にべったり塗られた紅と、纏うカラフルなドレス。底辺の様な世界で生きる彼女達がそこを泳ぎ続けるパワーが凄まじい。不思議な色気で溢れていた。
u

uの感想・評価

3.6
蛍光色バリバリの清順的色彩と、いかにも映画のセットって感じの美術が融合した画面が大好き。
か

かの感想・評価

5.0
素晴らしい。一歩引いてみたらダサいんじゃないかという原色の多用、撮影の仕方が、なぜだかわからないがガンギマリである。本もふつうによい。人間になったときに、生の競争から脱落しなくてはならないのか。縛り上げも嬉しい。

このレビューはネタバレを含みます

清順が普通の映画を撮れる、それは確かなことだ。心理的クローズアップをなるたけ排しているのもわかるし、ラストのほうまったく繋がらない土手(後のシーンの時計台もそう)からの射撃で宍戸が死ぬうえ、ペニシリンはマクガフィンだったことがわかる(これはメルヴィルのサムライもやっていた)。そいで、最後の最後に終の文字が出ている右横にENDの看板があるという遊びをやっているあたりが面白い。
それにしても本作はバカでもわかる多重合成で赤鬼に見えたから赤鬼の面を被せたり、兄の兵隊姿や逃げたパンパンが出てくるあたりはなんだかヤケクソだし、パンパンたちがゴダール映画のようにそれぞれの色の空間にいる場面も効果的になっているとは思えない。
ワンピースみんな素敵👗
宍戸錠の顔、髪型、ファッションが全部NG🙅。牛を解体した後のどやスマイルで嫌悪感MAX。ラストで野川由美子が縛り上げられるシーンのご褒美感たるや。
かす

かすの感想・評価

2.0
鈴木清順は苦手だ。
けど本当にすごいとも思うんだけれど。
圧倒的に間違った世界を成立させるとカット割りと編集のテンポ。
いつのまにか正常な世界にみえて来る。
映画の中のリアリズムを作り上げている。
女じゃなくて雌、身体じゃなくて肉体って感じ。こういう少女漫画あるよなあ。よ、色男!
miyayuki7

miyayuki7の感想・評価

4.2
最高だわ〜情念のダイナミズム。主演の女優さんの表情がよい。ていうか情婦の女たち皆良い。清順さんはカットごとの画づくりが優先されて、繋がりが明らかに不自然なんだけど、それが癖になる。
清順監督が撮れば全てがケレンに染まる  鈴木清順「肉体の門」

田村泰次郎の原作もこの風俗も今では古典域。
でもリアリズム(当時の日活の要求もあったんでしょうか?)と背中合わせに出したケレン味で辛うじてリアリズムを回避した所に西村昭五郎作品、五社英雄作品とは明白な境界線が引かれたのでしょうか?
事実、この作品、あと一歩で映画でなくなります。
o8o

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4.1
パンツ丸見えの引きずられ具合といい、警官からの追われ方、罵倒 から始まり…このエネルギーがあってこその映画 そしてそれがだれることはない

脂、汗、肉、
もうギラギラ

アジトはあの感じだけでもかっこいいのに人物の動線でさらに倍増

野川由美子めちゃくちゃ魅力的
河西郁子のどんどんブスになっていく姿もすごくいい

敗戦を背負った男のキャラクターが秀逸
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