肉体の門の作品情報・感想・評価

「肉体の門」に投稿された感想・評価

かす

かすの感想・評価

2.0
鈴木清順は苦手だ。
けど本当にすごいとも思うんだけれど。
圧倒的に間違った世界を成立させるとカット割りと編集のテンポ。
いつのまにか正常な世界にみえて来る。
映画の中のリアリズムを作り上げている。
女じゃなくて雌、身体じゃなくて肉体って感じ。こういう少女漫画あるよなあ。よ、色男!
miyayuki7

miyayuki7の感想・評価

4.2
最高だわ〜情念のダイナミズム。主演の女優さんの表情がよい。ていうか情婦の女たち皆良い。清順さんはカットごとの画づくりが優先されて、繋がりが明らかに不自然なんだけど、それが癖になる。
清順監督が撮れば全てがケレンに染まる  鈴木清順「肉体の門」

田村泰次郎の原作もこの風俗も今では古典域。
でもリアリズム(当時の日活の要求もあったんでしょうか?)と背中合わせに出したケレン味で辛うじてリアリズムを回避した所に西村昭五郎作品、五社英雄作品とは明白な境界線が引かれたのでしょうか?
事実、この作品、あと一歩で映画でなくなります。
o8o

o8oの感想・評価

4.1
パンツ丸見えの引きずられ具合といい、警官からの追われ方、罵倒 から始まり…このエネルギーがあってこその映画 そしてそれがだれることはない

脂、汗、肉、
もうギラギラ

アジトはあの感じだけでもかっこいいのに人物の動線でさらに倍増

野川由美子めちゃくちゃ魅力的
河西郁子のどんどんブスになっていく姿もすごくいい

敗戦を背負った男のキャラクターが秀逸
この作品辺りになってくると、原作映画化ではありながらも、映画としても作品性の高さを誇れるものになってきているのではないだろうか。清順監督のいくつかある代表作の一つでは?野川由美子の登場作でもあるし。
buccimane

buccimaneの感想・評価

4.0
見るの2回めかな。
ノビ,カツアゲハイクル,タタキていう言葉のうちカツアゲだけ生き残ったな。
やはり宍戸錠の性格の破綻加減が戦争のヒドさを思わせる。
包帯の上に腕時計するのちょっとかっこいいな。
野川さんのポジションはズルい気するけど。
迷い犬みたいに怯える目の白さばかりがきわだつ冒頭のシーンがすばらしい。野川の華奢な身体は、かのじょたちがどんなにいきがり盛って荒ぶろうとも、寄る辺なく痛々しい。
ほし

ほしの感想・評価

3.5
このタイトル以外ない。
宍戸錠の身体はアメリカっぽいし木村威夫はこういう仕事も出来る。
miai

miaiの感想・評価

3.0
セットも作り物めいているかと思えば、登場人物の、衣装もキャラも何処か莫迦っぽくてチープ…!…全画面の価値が暴落し続けるような感覚に襲われる
…その価値暴落に反して(?)、というかそれによって、肉感が異様にきわ立ち、魂の抜けたただの肉のかたまりにすらみえてくる…カメラというものの冷酷さ…
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