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肉体の門のfilmtravelerのレビュー・感想・評価

肉体の門(1964年製作の映画)
3.6
鈴木清順
田村泰次郎 原作
戦後の東京で4人のカラフルな娼婦がたくましく生きる。ララランド 。性描写は極力抑え、リンチや制裁を加える場面が際立っていた。
むしろ宍戸錠の男臭い肉体描写によって娼婦が1人の女として揺れていく様が描かれていた。
人間らしくあることが死を意味する時代に、道徳とどう向き合い、
どう無視し、どう飲み込んでいくか。「こんな女に誰がした」
(星の流れに)