鹿田

ゴジラの逆襲の鹿田のレビュー・感想・評価

ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)
3.5
ゴジラ以外で二番目に好きなアンギラスが初めて出てくる作品で、
怪獣映画で怪獣同士が戦う!という熱い展開を開拓した作品でもあるとか。

上陸シーンだけで言えば正直一番好きです。
ゴジラが水爆の記憶から光に向かっていくってことで夜空に光を炊いて誘導するんですが、
このときの背景とシルエットがめちゃくちゃかっこいいし、光を見上げて進む様が何か切なくて目頭に来るものがありました。

アンギラスが割りと中盤でやられちゃうのが残念。そんなにトゲも活かしてないし。この頃は仲悪かったのね。

今では怪獣の巨大感を出すためにゆっくり動くのが当たり前になってますが、
本作の怪獣たちは意外と早く動きます。
撮影時のミスらしいですが、野性味があっていいとのことでそのままになってるようです。
これはこれで何か味があって好きです。
鹿田

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