初めての北野作品。
大人の世界に足を踏み入れた若者達の成功と挫折を描く青春群像劇。理不尽な大人に潰される若者の姿はとてもリアルで、大人の階段を上りつつある自分にとっても感じるものがあった。
最後のシーンを最初に持ってきているので先が読める展開ではあるものの、それによって結末を受け入れながら現実を見なければいけない辛さがうまいこと表れていたのではないだろうか。
ラストの言葉にもかなりメッセージ性があって妙に納得してしまった。
メインテーマがジブリっぽいなぁと思ったら久石譲だった♪あの悲壮感漂いながら青春の瑞々しさを表すような音楽、かなり好き。
