koheiさんの映画レビュー・感想・評価

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ハニーボーイ(2019年製作の映画)

4.2

Filmarksオンライン試写にて。俳優のシャイア・ラブーフが脚本を務め、自身の子ども時代における父親との確執と愛を物語った自伝的映画。めっちゃ泣いたし、父親役を演じたシャイア・ラブーフがとてもいい。>>続きを読む

僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

4.5

ネクスト『愛がなんだ』枠。玉田企画と又吉原作のテイストが絶妙にマッチしていて、恋愛の甘さと苦さのバランス感覚に誰もがやられてしまうこと間違いなし。とくに前半が好きすぎる。ちょい役ながらいっぱい面白い人>>続きを読む

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.5

有村架純、松本穂香の次にくるであろうフラーム女優・小野莉奈さんを発見できる貴重な映画。戯曲が原作ということもあって場面転換がほぼない演劇的な映画という視覚的な違いはあるものの、内容は『のぼる小寺さん』>>続きを読む

のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.6

作品のテイストは大好きなんだけど、なんとも薄味というか…この映画を「好き」だと言いたくなる熱量とか特有のクセになる感覚を与えてくれない。ストーリーは前評判で聞いていたとおり(ほんとうにそのとおり)『桐>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃヒリついた。音と映像がずーっと心の痛覚を刺激してきて、でも同時にそれが快感で。
90年代半ばのLA、その雰囲気を捉えた16mmフィルムの質感がまずは最高。行き場のない少年たちの抑圧と解放、
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アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

3.7

なんといってもエイドリアン・シェリー。間を空けてハルハートリー作品を観ると「あれ、これ観たことある?」ってなってしまうのだけど、まぁ要するにぜんぶだいたい一緒ってことなんだよな。短編も合わせると10作>>続きを読む

ホウ・シャオシェンの レッド・バルーン(2007年製作の映画)

3.9

ずうっとこういう映画観ていたい。安心する。

オマージュ元であるラモリスの『赤い風船』は観ておいたほうがいいでしょう。その映画に影響を受け映画を勉強している中国人女性の主人公(?)が、フランスのシング
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ヴァスト・オブ・ナイト(2019年製作の映画)

3.6

AmazonオリジナルのSFミステリー。結構評判がよかったので観てみた。
ストーリーが動き出すまでの最初の20分間が退屈すぎる。でもその冒頭からインディペンデントっぽい雰囲気すら漂う監督の作風が明確に
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.8

『サマータイムマシンブルース』のヨーロッパ企画らしい、日常の半径5メートル以内で繰り広げられるSF映画。2分先の未来が見えるタイムテレビの存在を契機に、その2分で何ができるだろう、とゆるくかわいく実験>>続きを読む

許された子どもたち(2019年製作の映画)

4.5

スコアをつけるのは難しい。難しいけどそれなりに多くの人に観られるべき映画だと思うのでこのスコアで。

『許された子どもたち』。監督の膨大な研究量(エンドロールで流れる参考文献の数はもはや論文の領域)と
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凱里ブルース(2015年製作の映画)

3.4

すべての道・人・時間が繋がっているような錯覚を抱かせるカメラワークがすごい。案の定めっちゃ寝てしまった。あの音楽ずっと流してほしかった。

何食わぬ顔(2003年製作の映画)

4.2

サンクス・シアター1本目!東京大学在学中に撮られた8mm作品でちょっと画質は悪いけど、カサヴェテスの影響を強く感じるハマグチ初期の傑作中編。紛失、遅刻、欠員、疾走、到着……電車を起点としたそれらの身体>>続きを読む

アメリカの友人(1977年製作の映画)

4.0

全編なんのこっちゃわからんかったけど、面白かった。

おかあさん(1952年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

香川京子の超絶激かわウインク。田中絹代のセリフ「それまではなんとか生きなくちゃ」が沁みる。

すべてが許される(2007年製作の映画)

4.4

第8回「肌蹴る光線」にて。ミア・ハンセン=ラヴの作品は初めて観た。テーマ的なところもあるだろうけど、これは日本だと中川龍太郎の映画に似てるなと思った。ただ中川監督の映画が詩を用いながらも散文的なちょっ>>続きを読む

お茶漬の味(1952年製作の映画)

3.2

成瀬の『驟雨』に続いてたまたま「子どものいない倦怠期の夫婦を描いた映画」を観た。あと、どっちも「お茶漬け」がいいところで出てくる映画。こうやって見比べてみると、小津と成瀬の違いがめちゃくちゃわかる。ど>>続きを読む

驟雨(1956年製作の映画)

4.0

子どものいない夫婦のどうにも落とし所のない倦怠感を描いた映画。小演劇の舞台を観てるみたいな軽さと重さのバランスがあった。

ゲームの規則(1939年製作の映画)

3.0

どのへんが面白いのかぜんぜんわからない。初ルノワールは惨敗。『At the terrace』は完全にこれのオマージュだな

続六人姉妹(1962年製作の映画)

4.0

“異物混入”の続六人姉妹。ほんといい映画。

YouTubeで公開されてる。
https://m.youtube.com/watch?v=MREyEg3fDq8

六人姉妹(1959年製作の映画)

4.3

中流家庭の六人姉妹、八人家族。昼ドラでやってた五つ子のドラマとか思い出しちゃうな。60年経った今みても全く違和感がない良い脚本。むっちゃんとあっちゃんが最高すぎた。

YouTubeで公開されてる。
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友だちの恋人(1987年製作の映画)

4.4

服の色最高かよ。ロメール9本目、もう完全に虜です。まるで時間の概念など存在しないかのように(6か月が6日にすり替わるシークエンスとか象徴的だけど)、再会したり別れたり、再会したり再会したり再会したり…>>続きを読む

秋立ちぬ(1960年製作の映画)

3.4

珍しく子どもが主役のヤルセナキオ映画。60年の映画とは思えない画の暗さも相まって、ブレッソンっぽいなぁって思った。さすがに『少女ムシェット』と比べると10倍くらい明るいけど、けっこう似てる。

大阪物語(1999年製作の映画)

3.4

田中裕子がさいこーな映画。芸人の話としては『火花』(ドラマ版)に劣るし、少女と家族の話としては『お引越し』に遠く及ばないけど、市川準作品の質感は好きだし、監督脚本ともに東京人でありながら大阪の雰囲気に>>続きを読む

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.4

過去を追認するためだけの旅、人生。とんでもないところに連れていってくれた。

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.3

17歳の少年が祖父母を殺害するという、実際に起きたむごい事件に着想を得て作られた映画。そこに至るまでの、母と息子の共依存的で倒錯的な関係性を描いている。

『タロウのバカ』もそうだし、言ってみれば(ド
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都会のアリス(1973年製作の映画)

4.5

最高の迷子映画。最高の映画は映画館で観たい。

https://www.google.co.jp/amp/www.tapthepop.net/scene/80276/amp
あの少女アリスこそが手練の
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

“秘密”が一瞬バレたかと焦って、結局バレてはなかったときに(ほんとうにさりげなく一瞬)見せた安堵の表情
「大罪だ。地獄に落ちる」というセリフにそれ以上の説明を加えなかったこと

北の橋(1981年製作の映画)

4.2

ジャックリヴェットの映画の見方がまだまださっぱりわからないんだけど、なんかクセになるし好き。ほんとに全然わからん。

白い馬(1952年製作の映画)

3.5

構成はほとんど『赤い風船』と同じ。ただ自然を扱っているから、よりどうやって撮ってるのか謎すぎてもはや怖い。

赤い風船(1956年製作の映画)

4.2

ほんとうに生きているようにしか見えない赤い風船と少年との交流。そうした無数の魂によって生かされている人間の、生命の美しさを鮮やかに切り取ってる。

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