koheiさんの映画レビュー・感想・評価

kohei

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冬物語(1992年製作の映画)

4.2

好きな人の家に行ったら知らない人がいっぱいいる(2度)。それやよな。

恋の秋(1998年製作の映画)

4.4

お馴染みのキャストが熟年していてとてもよい。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.5

日々自己肯定感を削がれている身にはとても沁みた。映画観るときにいちばん思うけど直感ってほんと大事だよな。ただ自分のアニメリテラシーがやっぱり高くなくて、アニメは画がぜんぜん記憶に残らないんだよなぁ。気>>続きを読む

猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

殴り書いてみる。ちょっと売れだした小山田が憤りを示す「こんなの誰でも撮れる」「これがやりたかったはずなのに」という虚無感が最後に「ユカを撮る」という行為に呼応する脚本のうまさ。誰もいなくなった空間に何>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.2

心はすでに腐ってるかもしれない。ファックな社会が描かれたこの映画を観て思いのほか元気が出たのはなぜだろう。なにが尤もらしく、なにが許されないのか。なにが美しく、なにが醜いのか。なにに励まされて、なにに>>続きを読む

逃げた女(2019年製作の映画)

4.5

明確にホンサンスの作風が変わりつつあって面白い。公開されたらもう一度観る。

モード家の一夜(1968年製作の映画)

4.0

あんたがモードなんや!って思わざるを得ないとことか、あんたが帰ってあんたが残るんかい!ってとことか、えなんでそうなった?ってとことか、展開で飽きさせないさすがのロメール。人が正対する一瞬は単純で美しく>>続きを読む

ヴェロニクと怠慢な生徒(1958年製作の映画)

3.7

どう考えても、怠慢なヴェロニクと純粋な生徒、でした。自分が理解してないことを人に教えるべきでないと教えてくれる。

シュザンヌの生き方(1963年製作の映画)

2.5

初期のロメール先生、インテリぶりっこしすぎて役者を台無しにしてる。やたら会話が多い(それは変わらないけど)くせに会話の言い回しの癖が強すぎて(回りくどい?)入ってこない。ヴォイスオーバーもうるさい。い>>続きを読む

ざわざわ下北沢(2000年製作の映画)

3.5

『街の上で』でいう成田凌みたいな、友情出演と思しきキャストが体感で30人くらい(もっと)出てきて、もはやそれを楽しむ映画みたい。樹木希林、田中裕子、広末涼子、鈴木京香…。主人公が定まらない楽しい下北沢>>続きを読む

シークレット・ディフェンス(1998年製作の映画)

4.0

リヴェットの映画の長さはなぜか心地いい。作為的ではなくあるがままが撮られているからだと思う。サスペンス・スリラーというジャンル映画の体裁をとったリヴェットらしくない一本筋の通った本作においても変わらず>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ひとことで言うと面白くなかった。極めてシンプルなプロットと灯台という男根のメタファーのもと踊り狂う男たち、モノクロの質感が最大化された映像美はとてもよかったけど、いかんせん「怖さ」(じゃなくてもいいの>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.2

人がいつか避けようのない身体的な理由から「考えること」に裏切られるときがくるのならば、いまぐるぐる思考を巡らせていることになんの意味があるんだろうか。人がいつか生活も何もかもままならなくなるのならば、>>続きを読む

螺旋銀河(2014年製作の映画)

3.0

舞台設定と構成とキャラクターの面白さはあるけど肝心の内容があんまり入ってこなかった。言葉の映画すぎて、もうちょっと動きがほしい。

童年往事/時の流れ(1985年製作の映画)

4.2

兄弟めちゃくちゃ多いのに兄弟で戯れあったり喧嘩するシーンがほぼない異様さ。ごく個人的な記憶の羅列のような映像は、それゆえに一般的な家族映画にはないリアルな断片を見せてくれる。なんかわからんけどめちゃく>>続きを読む

海辺の彼女たち(2020年製作の映画)

4.5

在日ベトナム人女性たちが直面する不当な労働問題、技能実習制度の問題点をあるひとつの側面からつぶさに捉えた映画。
政治的スタンス(の中立性)、役者との距離感(の近さ)、カメラの置き方(クロースアップ)、
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冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

4.7

揺蕩う時のなかで川で友と遊んだり見知らぬ恩人に身体を預けたりしたこと、そのにおいとかを忘れたくないなと思った。最近は『はちどり』や『夏時間』『わたしたち』のような(少女にフォーカスした)映画に心を惹か>>続きを読む

台北ストーリー(1985年製作の映画)

3.6

前半うとうとしちゃって内容入ってこなかったけど中盤以降、画がずっとすごくて引き込まれた。その終わり方ちょいちょいーという感じではある。ホウシャオシェンの顔が好き。

生れてはみたけれど(1932年製作の映画)

3.5

偉いと思っていたお父ちゃんがぜんぜん偉くなくて失望する兄弟ふたりの話。ニコイチみたいな兄弟がまずかわいい。『お早よう』とも違うシンメトリー感があって。この兄弟が、偉くなって強くなって人に指示する立場に>>続きを読む

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.2

30分に黒人差別と差別(あるいはその変わらざる歴史か)による一切の対話の成り立たなさが詰め込まれたタイトな映画。主人公の選択ーー暴力ではなく対話をーーによって未来は変わるのか。限られた命を全うするため>>続きを読む

蜂の巣の子供たち(1948年製作の映画)

4.0

ちょっとドラマチックすぎる気がしないでも。子どもが子どもっぽくない言葉を発してる場面がいくつか(『風の中の子供』を観たあとだからなおさら)。でもそれは「戦争」が「子ども」から「子どもらしくある」という>>続きを読む

風の中の子供(1937年製作の映画)

5.0

だーいけっさく。よすぎる。
子どもがちゃんと子どもらしいままでスクリーンに映っているのが、いちばん最初に感心するところでありこの映画の最もすばらしい点でもあると思う。家の外と中、窓の内側と外側、フレー
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街の上で(2019年製作の映画)

5.0

『街の上で』の作品評をリアルサウンド に寄せています。不在、恋、笑い、繰り返し、唄、亡霊、ダイアローグ、映画について。

http://realsound.jp/movie/2021/04/post-
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.5

あんまり好きな映画じゃないかもなあ、と思う時間が80分くらい続いたけど、結局は好きにならざるをえない話だった。

デカローグ デジタル・リマスター版(1989年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

①「ある運命に関する物語」21.4.10
ぐうの音も出ない作品だけどなんか記録しておかないと。犬の死を目の当たりにした少年・パヴェウが、その前にしていた計算問題(この世界の真理を測ってみること)を否定
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秘密の子供(1979年製作の映画)

3.5

うとうとして目を瞑って、再び目を開けたらまだ同じイメージが連続してた。

ミナリ(2020年製作の映画)

3.3

単にうまくいってないのかあるいは無視してるのか、悪しき男性性への批評的な視点がばっさり抜け落ちてしまっているので、結局なんの映画?ってなる作品だった。夢見るお父さんと振り回される家族、蔑ろにされるおば>>続きを読む

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