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フロイド/隠された欲望
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『フロイド/隠された欲望』に投稿された感想・評価

精神分析学の創始者フロイトの半生を巨匠ジョン・ヒューストン監督が映画化。脚本ジャン・ポール・サルトル(ノー・クレジット)。撮影は後に「インディー・ジョーンズ」シリーズ(1981~)を務める名匠ダグラス・スローカム。音楽はジェリー・ゴールドスミス。

1885年ドイツ。フロイド(モンゴメリー・クリフト)は勤務している精神病院の旧態依然とした治療方針に納得がいかずパリに留学、最新の催眠療法を吸収し帰国する。しかし彼の学説はドイツでは認められず、唯一興味を示したブロイヤー博士の病院で研究を進めることに。ヒステリー患者カール(デビッド・マッカラム)の催眠治療中、彼が尊敬する父を実は憎み母を過剰に愛していた過去をつきとめたフロイドは、悪夢の中で自分自身にも同じ傾向があることを知り愕然とする。幼少時の欲求を抑え込んだ結果、精神に歪みが生じヒステリーが発症するのではないか?その仮説は女性患者セシリー(スザンナ・ヨーク)の治療を通してさらに深化し、ついに人間の深層心理のカギとなる“幼児性欲論”に辿り着くが。。。

フロイトが精神分析理論を確立していく過程をサイコ・ミステリー調に描いていて面白かった。中でも、母親が洞窟の中の女王と化す悪夢ビジョンはかなり好み。

しかし映画全体としては、後半のスザンナ・ヨークのパートから展開が停滞気味となり惜しい。当初はマリリン・モンローをキャスティングしていたとのことで、それが叶っていたら全く印象は違っていたと思う。また終盤は“幼児性欲論”を学会から非難されるシーンからうまくオチに繋がっていないので少々モヤモヤが残った。

サルトルによる脚本は映画にしたら8時間以上になる長編で、これを大幅に削ったために対立しクレジットに載らなかった。この辺りの事情が後半に失速してしまう原因と推察する。

※音楽のジェリー・ゴールドスミスは後に「エイリアン」(1979)で本作のスコアを流用している
心理学者のフロイトは精神疾患患者の治療学を研究
精神疾患とヒステリーは違うと言われ、学会では彼の発表が聞き入れてもらえない中、ブロイアー博士だけが理解を示してくれる。
ある日ブロイアー博士が患者シシリーの診療を放棄
フロイトへ委任することに。
ヒステリー患者に催眠療法を試み、症状の緩和・一時的な無効化が得られるか等をみている中で幼少期の性的衝動が起因していると説を見出し…
脚が動かなくなったシシリーの閉ざされた過去、父親、欲求と自分の過去の共通点
最初の方とかおっ!これはめちゃくちゃ難しい分野の映画に手を出してしまったかもしれないと焦ったけど最後の方とか他人事じゃないかもしれんなと。
娼館に足を向ける父とそれを知って黙る母、父の目を向けたくて幼いながらに娼婦の真似事をする娘
健気、でも子供において愛を受けたいという当たり前の欲求。ライバルは同姓の親
幼少期に性的欲求が存在しているという学説に異論を唱える学者たち。
でも異端と罵られるよりも本心を殺して世間一般の一部に成り下がる方が後ろ指も刺されず安定を得られる。
実に興味深い内容だった。
フロイトの心理学っておもしれ〜
自分自身を知る事で見えた人間の真理、おもしれ〜〜