長距離鉄道の中で意気投合した2人が目的地に着くまでのわずかな時間を共にする話。
しょうもないことから核心めいたものまで喋り倒して場が保つのが凄い。
タイムリミットがあるなかで強烈に印象を残そうというでもなく、知らない土地を駄弁りながらプラプラしてたまに触れ合って終わる。ヘルシー。ひとと観ても気まずくなりにくそう。
レコード店の試聴室で視線がずっとぶつからないのが可愛かった。
歩いてきた場所が朝日を浴びる映像が物語の終わりをより印象づけていて良かった。
牛の演技をちょっと楽しみにしてただけに見に行かなかったのだけは残念。