Fisherman

私は殺されるのFishermanのレビュー・感想・評価

私は殺される(1948年製作の映画)
3.7
「深夜の告白」に続き、連続バーバラ・スタンウィック主演作を、バート・ランカスター共演で。
何でも金で言うことを聞くと思ってる我儘社長令嬢の歪んだ愛情の表現は憎たらしいけど、名演だった。
ヒッチコック風の音楽や表情のアップなどでサスペンス感も出てたし、てっきり被害妄想女の狂言かと思っていたら、なるほどの結末。
自分の思い通りにいかなくなると仮病を操れるまでになると言う自己中ぶりは親の溺愛が責任。
強すぎるこの女の印象がバート・ランカスターを青臭く、全然男らしくない脇役に追いやっているし、ストーリーまで置いてけぼりにしてる。

ラストシーンの男性の声で「Sorry,Wrong Number」、これか?!
Fisherman

Fisherman