しりたん

鬼喰う鬼のしりたんのレビュー・感想・評価

鬼喰う鬼(1989年製作の映画)
5.0
サモハン・キンポーとラム・チェイン主演の豪華な香港ホラー作品。
サモハンキンポー産ホラー映画 (?) シリーズ第一弾の『妖術秘伝 鬼打鬼』 が、あまりにもつまらなかったのでシリーズ第二弾のこの映画はTV放送で見かけるもチラ見していましたが、ラム・チェインが霊幻道士と同様、先生役、さらに先生の弟子にサモンハンキンポー!これを知った時、既に遅くTV放送すら見かけることも無くなる。
数年後、ビデオレンタル店で発見!(゜ロ゜)
早速借りて観た“おもひで”が未だに忘れられません( ´・ω・)y─┛~~~oΟ◯

さらに時が流れDVDで昔の映画が復活を果たし、『鬼打鬼』もDVD化に。しかし 『鬼喰う鬼』 はなぜかDVD化にならず、現在に至りビデオのみの貴重な映画。
内容はサモハン演じるポウ(発音:ポウ公)の婚約者に手を出す、アゴ辺りに付いているデカイほくろから異様に毛が伸びているボンボン(イジリー岡田 似)に、ちょっかい出すのを止めてもらえないか?と話をしたところ、さすがボンボン。ポウ公に因縁を付けてきてケンカになる。ボンボンは口先だけの野郎。ポウ公は武術できる人。
負けるのが目に見えているこのケンカに加勢したのがボンボン付添いの法術使い。
このケンカからポウ公に必要以上に嫌がらせがくるw

ポウ公もひょんな事から女幽霊と出会い、女幽霊を使い盗難させたりしているので、やり返されるのも仕方ないか・・・。
ボンボン側も行き過ぎた行動に出てきてポウ公の魂を豚に入れてしまったり、ポウ公婚約者の父を操りポウ公暗殺を企てる。
操られた婚約者の父は法術+毒を盛られていた。解毒剤を手に入れなければ死んでしまうので、悪の法術師が待ち構えている洞穴に行く。

ラム・チェイン=道士=キョンシーと思われているのは良いけど、キョンシーとの言葉は向こうの国では“化け物”の総称として使われている。なのでラム・チェインが出演しているからってヒットを飛ばした遺体の“キョンシー”が出るとは限らないので要注意。

今観ても十分おもしろいのだが、今作の強敵、ヘビ男(?)は、“卑弥呼様”でおなじみのハイキングウォーキング “鈴木Q太郎”に激似。
悪の法術師は、和田 勉に激似。
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