元祖・戦う大統領シリーズ
90年代の大味アクションの定番。
ハリソンの宿敵を演じるのは「レオン」「フィフス・エレメント」で順調に悪役俳優の知名度を高めていったゲイリー・オールドマンで、やっぱりこういうヒステリックな悪役は堂に行った演技。
終盤は「ここで終わりかな?」の先に、もうひと展開あって凄い。
”あいつ”がどこで動くのかハラハラしながら気にしておきましょう
さりげなく名もなき脇役達がちゃんと、己の務めを果たしているのも良い。シークレットサービスやパイロットの命がけの行動も説得力がある。
テロリスト達も、ちゃんと操縦できる奴を守ってる立ち回りもしていて、地味なディテールの所が光る。
個人的には序盤のハイジャック攻防戦でテロリスト達の焦りっぷりがリアルで良かった。こういう緊迫感のある攻防戦はすき。
余談
この映画のとあるシーンは、後の戦う大統領シリーズ「エンドオブステイツ」で元ネタとして使われている。