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泥の河の0のネタバレレビュー・内容・結末

泥の河(1981年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

映画館で他人の笑い声が聞こえるのはなんだか、いいです

こんばんは、こんばんは、こんにちは。
きっちゃんのことも、お姉ちゃんのことも、きっちゃんとお姉ちゃんのお母さんのことも大好きだったからもっと、本当は長い間一緒に居たかったのに。

映画をみるのは夢のストックを増やすこと?とおもっている
眠るという行為は映画をみるという行為に似ているって言ってたひとがいてそれからなんだかしっくりきてる。

眠る前と目を覚ますときなんで同じと言えようか。
眠るという行為には死の要素があるって、そんなことを大真面目に言ってた。でも、ほんとうに。
映画をみる前とみた後、同じなわけなくて何かが生まれたような気になっていても本当は失われたのかもしれない。

君に会わない日々、わたしは何度も眠るしいくつも映画をみるよ。前に会ったときの私はもういないかもしれないし、君もそうかもしれない。

今しか一緒にいられない、かはわからない。でも今は一緒にいて、でもいつか急に挨拶もなくどちらかが離れることもきっちゃんとのぶちゃんのようにあるかもしれない。それでいい?

お父ちゃんがかっこよかった、のぶちゃんを信じていたし、のぶちゃんの大事なものを同じように大事にしようとしていたあの眼。
でものぶちゃんが生まれてしまったから奥さんをのこして今はここに、と考えるとちょっとだけそれぞれ苦しい。そうしなくてはならなかったんだと信じたいよ。
でもどうかな。

映画をみているときは誰かのことを考える。
映画が終わって構ってほしい人から今夜ごはん行こうよってラインがきているのはなんだかいい気分、断ってしまったけれど。
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