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カイロの紫のバラのmeiのレビュー・感想・評価

カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)
3.9
\ 映画からスターが飛び出してきた!/

映画好きな女性とスクリーンの中で生きる男性が惹かれ合うコミカルなラブファンタジー。(あれ?デジャブ?)

「この映画が好きなんだね。5回も観てる。」うわあああ〜!夢が!夢があるよおおお〜!私もスクリーンの中のイケメンに一目惚れされたい!!

『ナイト&デイ』のロイや『ミッション・インポッシブル』のイーサン(トム・クルーズ)、『ホリデイ』のグラハム(ジュード・ロウ)、『ニューヨークの恋人』のレオポルド(ヒュージャックマン)と恋に落ちた〜い!!!!!!

しかしただの甘〜いラブファンタジーでは終わらない本作。個人的には甘いまま終わっていいんだよ(ˊᵕˋ)/と心の中で優しく作品に語りかけてみたけどそれでは終わってくれない本作。

結局のところ映画の世界は一時の夢でしかなくて、映画が終わると夢から覚めてしまう。そう分かっていながらもどこか寂しく切ない。けれどそれでもまた夢を見に劇場へ足を運ぶんだよね。

はあ〜、、そんなセシリアと自分が重なって見えて切ない。いつもスクリーンの中のイケメンにホフホフしている私だけどちゃんと現実に生きなきゃいけないよね。大好きな映画もほどほどに、ちゃんと地に足つけて生きるよ。ありがとう、ウディ・アレン。

さて次は『シンデレラ』観よーっと( ・∀・)ノ←

【メモ】
フレッド・アステアだ〜と思ったらあれが噂の『トップハット』か!観るのが楽しみ(ˊᵕˋ)♪
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