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カイロの紫のバラのssのレビュー・感想・評価

カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)
5.0
映画は私の心の拠り所。

辛かったり、悲しい時、いつも映画にどっぷり浸かっていた。
映画の中に没頭している時は、自分の辛いことも忘れられるし、映画の中で別の人生を生きることが出来る。

そうやって人生の窮地に立たされてる程、自分の感覚は研ぎ澄まされてるもので映画に対する思い入れも強くなる。
たった2時間ちょっとでも違う世界、人生を味あわせてくれる映画は本当に素晴らしいし、映画の中に生きたいと思ったことも一度や二度じゃない。

だからセシリアみたいな展開絶対に憧れちゃう!
好きな映画は何度も観に行きたくなる。
家で観る映画も気楽で好きだけど、やっぱり劇場で観る映画って魔法にかけられてる気分になる。
何度も劇場で映画を見ていて、いきなりスクリーンから「君、何度もこの映画観てるよね?一目ぼれしちゃった」って
好きなキャラクターがスクリーンから出てきたら…!!

んもう。ウディお爺ちゃん、映画に恋して夢見てる人たちの気持ちを鷲掴みよ!
ずっと胸きゅんきゅんさせられて、ラストは嗚咽。
ウディ・アレン作品ってビターなチョコレートでやみつきになるんだけど、
今回は特に!偏屈さなビターじゃなくて、ちょっとしょっぱさのあるビター。

ウディ・アレンの作品でマイベストだわ。

2018/4/22
ss

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