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カイロの紫のバラのmomohideのレビュー・感想・評価

カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)
3.6
「スクリーンから抜け出すほど惚れている」



今日もウディアレン。



映画の様な恋、もとい映画から役者が飛び出してきてラブラブするお話。

映画好きの紳士淑女の方々なら一度は妄想するシチュエーション…なんだけどなんか惜しい。

結局何が言いたかったのか?
現実はこんなもんです。
ってことなんだろうか?

破茶滅茶な展開で引っ掻き回すのはそれはそれで面白かったけど、折角の設定があんまり生かされてないような気がしなくもない。
もっとこうカタルシス的なものが足りない。
セシリアの最終的な選択もその後の展開もなんだかちょっと違う。


オープニングのセシリアの表情のカットはうっとりするほど素晴らしいのよ。
ただラストカットの表情がどんな感情なのかが分からない。
悲しげな表情とゆうわけでもなく、かと言って喜びの表情でもない。
なんだろうこのスッキリしない感じは。

まあこれがウディアレン風味と言ってしまえばそれまでかもしれん!
けど彼の映画そんなに観てないから分からん!!!!
誰かおせーて!
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