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ハンガーのchikudamaxのレビュー・感想・評価

ハンガー(1983年製作の映画)
3.8
映画館で見た記憶があるもののストーリーが思い出せなかった。
ボーイとドゥヌーブとサランドンというキャストが凄い強烈な印象を残すものの、それ以外は思い出せなかった。バウハウスのトップカットは好きなバンドだけあって覚えていたが、物語の印象が薄かった。映像は80年代のMTVの影響からか、PVの要素が強く感じた。ライティングなど懐かしいモードが色濃く、ファッション系に振った映像。しかし、ドゥヌーブの美しさはこの時がピークだったのではないだろうか、と思わせる演技にメイクやスタイリングだ。
トニー・スコット初監督とは思えぬ力作だが、幅が広すぎる。トップガンとは結びつかないところが懐の深さなのか…。
いずれにせよ時代の流れに翻弄された作品は、後々見透かされてしまう。
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