もーりー

キラー・エリートのもーりーのネタバレレビュー・内容・結末

キラー・エリート(2011年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

実話を元にしているらしい小説の映画化で、冒頭にも「これは実話を元にして描かれた」みたいなテロップが出る。が、ストーリーはあまりリアリティはなくて、逆に本当にあった出来事なのか??と疑いたくなる。1人目の事故死に見せかけた暗殺は風呂場のタイルを貼り付けたハンマーで撲殺し、転倒して頭を打ち死んだと思わせるのはちゃんとしていてまだいい(転倒して死んだ時にあんなに血が出るのはおかしい気もするが…)が、2人目の暗殺はSAS(イギリス陸軍特殊部隊)の訓練に紛れ込んでターゲットに薬をもる。って、そっちの方がハードル高くないか??しかもどう侵入したかの描写もなく、あっさりとSASの訓練に侵入。おいおい…3人目の暗殺はトレーラーにリモコンで操作できる装置を取り付け、ターゲットの乗っている車にぶつけて事故死に見せかける。って、劇中ではトレーラーの下に潜って装置を付けただけみたいだけど、そんなのでトレーラーをリモコンで操作できるようになるのか??というかトレーラー調べたら装置がバレて事故死ではない事はすぐに分かるのでは…?ジェイソン・ステイサム好きだし、アクションもよかった。特に後半の椅子に縛られた状態での三つ巴の格闘シーンは他のアクション映画でも見た事なくて迫力満点。ロバート・デ・ニーロのアクションも少ないながら描かれていたのはよかった。アクションシーンがよかっただけに、「実話を元にした」と言われるほど嘘っぽく感じるストーリーが残念だった
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