エアール

姉のいた夏、いない夏のエアールのレビュー・感想・評価

姉のいた夏、いない夏(2001年製作の映画)
3.4
1969年 夏
大好きな姉の突然の訃報
ーー旅先のヨーロッパで自殺だったという。

いったいなぜ姉は自殺したのか、
姉を“探し求める“妹
ーー何も分からず、見つけ出せず、
ただただ月日だけが流れていく…。


6年後
18歳となった妹は決意する
ーーヨーロッパを旅することを
あの時の姉のように。

旅に出てそのまま戻らなかった姉、
その足跡をたどる
ーー姉の死の謎を解き明かすために…。

1976年
サンフランシスコ
→ パリ
→ ベルリン
そして、ポルトガルへ。

旅を通して
妹は何を思い、何を発見するのか…。


ロマンスありのロード・ムービーに仕上がっております。
キャメロン・ディアス×ジョーダナ・ブリュースター姉妹
ーーこんなんアリか!!


フィービー
・・姉想いの妹。
自分を残して死んだ姉に対し悲しみと怒りを感じている。

姉の死について
真相と軌跡をたどるためヨーロッパへ。
手がかりは姉が旅先から送って来た絵葉書のみ。

また
パリで出会う姉の元恋人 ウルフ。
彼と行動を共にするようになるが、
次第に異性として意識するように…。

18歳のフィービーをジョーダナ・ブリュースター、
10〜12歳のフィービーをカミーラ・ベルが演じてます。
2人とも美少女ですよ〜
言わずもがなですけどね 笑

ブリュースターはほんと魅力的。
多感なティーンエイジを繊細に演じてます。

フェイス
・・フィービーの姉。
行動を起こせば、世界を変えることができる
ーーそんな考えをもつ父親を信奉した彼女は市民権運動や反戦デモに参加するようになる。
父親は大企業に勤めていたが、仕事に満足できず画家志望であった
ーーストレスから病んでしまい、早くして亡くなってしまう。

恋人のウルフとヨーロッパへ旅に出る
ーー旅先では過激派団体や組織に入り
行動を起こすように。
次第にエスカレートしていき取り返しのつかない事態へと…。

その後
ポルトガルの岬で自殺してしまう。
いったい何があったのか??

演じたのは、キャメロン・ディアス。
若いな〜、もちろんこちらも魅力的 笑
共感できる部分は多かれ少なかれある
ーー問題はその実現手段ですかね。

クリストファー
・・あだ名は、ウルフ。
フェイスの元恋人で、彼もまた
世界を変えるため行動を起こさねば、と
フェイスと似た考えの持ち主。

フェイスとヨーロッパへ
ーー後にフェイスとは意思の相違により
距離ができてしまい別れてしまう…。
フェイスの自殺後、パリに移り住む。

フィービーが訪ねて来て
そのまま共に旅することに。
次第にフィービーと惹かれ合うようになるが…。

フェイスのことでは
嘘をついたり、なにやら隠し事も…。

クレール
・・ウルフと同棲する女性、パリ在住。


成長物語、この一言に尽きる。
エアール

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