『ペンギンに気をつけろ！』に引き続き、クレイアニメの固定観念を打ち破られた作品。小学生の頃は前作共々、何度も繰り返し観たなぁ……
また、『ひつじのショーン』のショーン(本作吹き替え版ではプルプル)のデビュー作でもあります。
前作以上に大掛かりになった発明品にサスペンス、アクション。発進装置はもはやサンダーバードに出てきても違和感ないレベル。そしてツッコミどころ満載ですw
グルミットは前作以上に悲惨な目に遭っていますね。濡れ衣で終身刑……
その救出劇から始まるアクション。とにかくアイデア満載。はしごやサイドカーといったギミックを見事に活用しています。
特にグルミットが乗っていたサイドカーが分離、転落してしまった直後に飛行機に変形するの、音楽も相まって拍手したいくらいの高揚感でした。空を駆け回るグルミットのイケメンっぷりといったら！これ、どうやって撮影したんだろう……
プルプルことショーンもめっちゃ仕事してましたね。プレストンに引導を渡したのも彼でしたし。
そしてプレストンの正体……あれには大爆笑でした。もろに某SF映画……w
前作同様テレビアニメ一本分で、恋愛模様、陰謀劇、冤罪など、多くのテーマを持つ密度ながら、しっかりと決着をつける手腕。脱帽です。
また、この作品でオートミールを知ったのですが、なかなか食べる機会がない……
