バートン初期の代表作『ビートルジュース』の、実に36年ぶりの続編。その名も『ビートルジュース ビートルジュース』。
続編が出ることを示唆しているかのような、あるいは前作と合わせて3回呼んでいるようにも>>続きを読む
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公開当時、宣伝詐欺と話題になったこの映画。
宣伝では泣けるハートウォーミング映画として売り出していましたが、実際の中身はガチの戦隊ヒーローもの。
ええ、私も見事に騙されました。まさかマーベルのコミック>>続きを読む
小人の暮らしの、その細部にこだわった愛情溢れる描写や透明感のある美しい音楽はさすがジブリとしか言いようがなく、液体の表面張力による粘性にまでこだわった映像表現などは「確かに、よく考えたらこうなるよな」>>続きを読む
現在開催中のパリ五輪。
トライアスロン競技はパリのシンボルの一つ、セーヌ川で行われましたが、道頓堀の数倍の汚さ(これでもここ300年間で一番きれいな状態らしい……)に加え、連日の降雨で水質悪化したにも>>続きを読む
最後のユニコーンが死ぬ日、陸と海は病に冒され、風は有毒な霧になる。
最も卑劣な者だけがユニコーンを殺す。その日が来れば、地球は再び最も醜悪な悪魔に支配されるだろう……
『ユニコーン・ウォーズ』の原型>>続きを読む
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今年の夏はEUROにコパ・アメリカ、オリンピックとスポーツ目白押し。
EUROはスペイン優勝おめでとうございます。サッカー観始めた時から好きな国でしたが、久々にサッカーに関心が戻っていました。
そんな>>続きを読む
この映画の主人公、ハーヴェイ・ミルク氏は1972年当時、齢40歳にして志を立てゲイムーブメントに身を投じ、第一線で8年間活躍して……
そしてあえなく凶弾に倒れた。志を同じくする数多くの人間を遺して……>>続きを読む
社会の制度。それは人々の暮らしを守るために作られたもの。
しかし、長い年月をかけて作られた制度からはみ出してしまい、救えない子供がいる。
あまりにも狂暴すぎて施設をたらい回しになり続ける子供のことを、>>続きを読む
大ヒットスパイアクションシリーズ第3作。
1作目はデ・パルマ監督でサスペンス風。
2作目はジョン・ウー監督でド派手アクション+鳩。
そして3作目の監督はJ・J・エイブラムス。
しかしこの監督の作品を>>続きを読む
大ヒットスパイアクションシリーズ第2作。
OPから命綱なしのロッククライミングを見せつけてくるトム。
観てるだけでも足がすくみそうな高所かつ、身体を支えるのは己の腕力のみ。
しかも岩から岩へと飛び移>>続きを読む
記念すべきスパイアクションシリーズ第1作。
毎度死なないのが不思議レベルのド迫力アクションで知られる本シリーズですが、本作はサスペンス色が強め。
冒頭、見事なチームプレイを見せておいて、夜霧の中一人>>続きを読む
日本初の大人向けアニメーションとして制作された<アニメラマ>シリーズ第1作。
当時アニメ=子供が観るものという固定観念があったことを考えると、大変挑戦的な一作。
しかも総指揮・手塚治虫、美術監督・やな>>続きを読む
【手塚版ファンタジア】
ムソルグスキー作曲・ラヴェル編曲の『展覧会の絵』を元にイマジネーションを膨らませて作られた短編集。
要するに「手塚版ファンタジア」といった感じの作品です。
作品をろくに見ず>>続きを読む
【記念すべき虫プロ第一作】
どこにでもあるような街角に交錯する群像劇。
そこでは、人間やネズミ、蛾、街路樹といった生物はもちろん、熊のぬいぐるみやポスターに街灯といった無機物、それぞれの“生”が描か>>続きを読む
【追悼ロジャー・コーマン】
今年5月9日、伝説の映画人ロジャー・コーマンが98歳の大往生。
彼の元から名だたる俳優・映画監督が育った話はあまりにも有名で、彼がいなければ間違いなく今の映画界はなかった>>続きを読む
何だこれは……?これはネタなのかガチなのか?観た直後困惑しました。
タイトルからして「純粋なる日本人」。色々物議を醸しそうな感じですが、何と日本人度を計る検査キットなるものが出てくる。
これだけ見ると>>続きを読む
『ラテン・アメリカの旅』の続編にあたる本作。
南米のみだった前作からスケールアップし、南極、メキシコと舞台を広げています。
ドナルドの誕生日に、届いたプレゼントから物語が展開される。
最初のプレゼン>>続きを読む
国務省から、アメリカと南米の親善のためにとの依頼を受けて作られた本作。
(その裏には、当時イタリアやドイツからの移民が多かった南米でファシズムが台頭するのを恐れたという一面もありますが……)
本作には>>続きを読む
亡き父の思い出の料理、パプリカ・チキンを食べたかっただけなのに。
どうしてそうなるの?!
フランスからやって来たアートアニメ。
OPのポルカドットによる過去紹介に始まり、人物は全員ベタ塗りの単色で表>>続きを読む
知名度は低い(Mark数252)ながらも、ここFilmarksで非常に高い評価(平均点4.1)を得ている本作。
子供の頃にインコを飼っていたことがあるだけに、鳥が好きなので気になっていたのですが……>>続きを読む
『あの夏のルカ』と同時上映された本作。電線に並んだ鳥が飛んでる鳥を正面から捉えたようになってる構図が素敵。
ストーリーはきわめてシンプルで、小鳥たちが大きな鳥に意地悪し続けたら、最後に跳ね返ってきた…>>続きを読む
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世間の話題が『オッペンハイマー』で持ちきりの昨今ですが、今日私が観たのは『あの夏のルカ』と、この『フライ!』。
前者は語っても語り足りないくらい大好きな作品でしたが、この度ようやく劇場で観れて嬉しい限>>続きを読む
リブート版の失敗後、「1・2」の正統続編として新たに作られた本作。
再始動まで紆余曲折あったシリーズですが、本作のテーマはイゴン(ハロルド・ライミス)の弔い合戦。
さらに本作の監督は「1・2」の監督ジ>>続きを読む
もうすぐ新作が公開される人気シリーズ『ゴーストバスターズ』。
2016年のリブート版は観ていたのですが、正直印象に残らない作品でした。実際、巷の評判もあまりよろしくない。
元祖の方は母が大好きな作品な>>続きを読む
巷で評判の良かったホラーコメディ映画。
DVD廃盤、アマプラでの配信がもうすぐ終わるとのことで急いで観てみました。何気にレア作品なのかこれ?
……ああなるほど、これは『悪魔のいけにえ』とか『13日の>>続きを読む
ジブリ初のフルCG作品。
いつものあの絵に慣れた身からすれば「え?」という感じですが、監督は宮崎吾郎……
よくあれだけ酷評されてるのに映画の監督させてもらえるなという感じですが、本作は『コクリコ坂から>>続きを読む
フランスの伝説的カルトアニメ。
その圧倒的な奇想とキャラデザは、人によってはトラウマになりかねないもの。
青い皮膚に真っ赤なギョロ目のドラーグ人を皮切りに、ぶっ飛んだデザインの生物たちが跋扈する。
個>>続きを読む
バートンによるドラマシリーズ『ウェンズデー』で大きく取り上げられたエドガー・アラン・ポー作品。
いくつか読んでみたのですが、本作は『アッシャー家の崩壊』の映画版。
監督ロジャー・コーマン、ヴィンセント>>続きを読む
それは学生時代、タランティーノ作品にハマっていた時のこと。
当時あったツタヤの「名作コーナー」に、『ジョニー・ディスティニー』なる見慣れないタイトルが。
「こんな映画全然聞いたことないぞ?でも、タラン>>続きを読む
イングロで20世紀の世界史で最大の闇ナチスに、ジャンゴで自国最大の闇である奴隷制に復讐を果たしたタランティーノ。
今回の標的は、ハリウッド史の闇であるシャロン・テート事件。
今までは誰もが知っている歴>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
クセもの同士、密室、雪の中。何も起きないはずがなく…
そんなやり取りが3時間近くも続く密室ミステリーと聞いて、これ相当難易度が高そうだなと思っていた本作。
しかし観てみたら意外や意外。ガッツリと作品に>>続きを読む
前作『イングロリアス・バスターズ』で20世紀最大の闇ナチスドイツに挑んだタランティーノ。
今回の標的は、自国にとっての最大の闇である奴隷制度。
それまで奴隷制度を真正面から扱った作品が殆どなく、それを>>続きを読む
20世紀の世界史において最大の闇、ナチスドイツ。
その被害者であるユダヤ人たちの復讐計画が、映画館に交差する───
本作、ジャンゴ、ワンハリと、歴史の闇に痛烈な一撃を与える作品を撮るようになったタラ>>続きを読む
飲み会を終えて家路へ向かうピチピチギャル達。
疲れからか、不幸にも黒塗りの改造車に追突してしまう。
後輩をかばいすべての責任を負ったジャングル・ジュリアに対し、車の主、スタントマン・マイクが言い渡した>>続きを読む
「お前のタマをよこせ」
「神は慈悲深い。俺は違う」
「これで両足揃ったぜ!」
グラインドハウス。それは、昔アメリカ各地に存在したB級映画専門の映画館。
そんな思い出を21世紀になって復活させようとい>>続きを読む
「ひとりぼっちじゃないって、素敵なこと」
このキャッチコピーと、まるで絵本のような絵画のような美しいキービジュアル。
一見ハートウォーミングな雰囲気ですが、これがまさかの衝撃作でした。
というか、「魔>>続きを読む