そーる

ケーブル・ガイのそーるのネタバレレビュー・内容・結末

ケーブル・ガイ(1996年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

出演者が豪華すぎる。
ただのいい奴役でジャックブラックが出てるという持て余し具合。笑
ベンスティラーが監督だからなし得る事なのか、、
オーウェンウィルソンもがっつり出演。
本当に豪華だ。


話は一言で言うなら世にも奇妙な物語系の映画。
双子兄弟殺人事件の裁判が巷で話題になっている頃、
彼女と距離を置こうと言われた主人公の仮住まいにやってきた"ケーブルガイ"。
彼は執拗に主人公にまとわりつくようにのだが、、

と言った具合で話は進む。
ケーブルガイの正体も、
実は幼少期に親の愛情を受けられずテレビのみが友達、親代わり、シッター代わりとなっていたため
精神的におかしくなってしまった大人だった。
伏線的に続く双子兄弟殺人事件の裁判の動向も、物語が帰結に向かうに連れて判決に近くなる。
それによってこの映画のストーリーの時間の経過がよく分かるようになっている。

最後はなんとか事なきを得たが、
次のターゲットを見つけてケーブルガイが喜ぶところで終わるなど、本当に分かりやすく作られていて見ていて逆に変なストレスがない。

しかしジムキャリーの面白さを最大限引き出せていたかと言えば難しい。
確かにこの笑いのセンスはベンスティラーっぽさがあるし、個人的にはベンスティラーの笑いはあまりちゃんと笑えたことがない、、
『ズーランダー』とかも内容は面白かったのだけど、どこか面白くない笑いが入ったりする。
本作もそんな感じだ。

ジムキャリーはやはり『ライアーライアー』や『ブルースオールマイティ』、『トゥルーマン・ショー』など、
ヒューマンコメディに限ると個人的には思う。
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