観られるべき作品だと思いますよ。
森達也監督を始めとする4人のドキュメンタリストが、作品作り云々関係なく赴いた、311の震災直後の被災地の様子を記録したドキュメンタリー。
え、そこ踏み込むんだ…って思うところはあったりするし、メディアと被災者との感覚の違いはどうしたってある。
でも正直僕は被災地の現実を観たいから。
ちゃんとそこで人が生きてて、どう思ってるのかを知りたいから、この作品の存在意義はあるし、この状況を伝えなきゃって森監督たちの想いには共感します。
監督たちは別に見世物にしようとしてるわけじゃないし、ただ彼らの出来ることで、この災害に立ち向かう方法、手段をとってるわけで。
でも実際自分が被災者側だったら彼らに腹を立てるところはあると思う。
なんかもうそういう二元論とは違った位置付けなのかなって。