のんchan

ディファイアンスののんchanのレビュー・感想・評価

ディファイアンス(2008年製作の映画)
4.2
いや〜、これも素晴らしい作品でした👏隠れた名作じゃない?💫

しかしFilmarksよ❗️
ダニエル・クレイグが主演だからって、簡単に《アクション》ってジャンル区分けするのやめてください💢
これは史実に基づいた実話です‼️
生きる為に女も鉄砲を持ったという戦争映画ですよ‼️
監督は『グローリー』『戦火の勇気』『ラストサムライ』のエドワード・ズウィック🌟

第二次大戦中、ユダヤ人の普通の庶民だった『ビエルスキ兄弟(※)』が勇猛果敢な兵士へと変貌し、ナチスによる迫害からベラルーシに住む多くのユダヤ人を救い、森の中のキャンプ(共同体)を作って暮らしたヒューマンドラマ。

(※)
ビエルスキ兄弟は4兄弟(長男トゥヴィア、次男ズシュ、三男アザエル、四男アーロン)【この映画の中ではその順番だが、実際には次男がアザロンで三男がズシュ】


1941年のベラルーシ。ユダヤ人狩りが激しくなるが、協力的なナチス親衛隊や地元警察により難を逃れたトゥヴィア(ダニエル・クレイグ)、ズシュ(リーヴ・シュレイバー)、アザエル(ジェイミー・ベル)の兄弟は末弟アーロン(ジョージ・マッケイ)を連れて森の中へ逃げ込んだ。

トゥヴィアは両親を殺された怒りの矛先を警察署長に向け、自宅へ押しかけ息子共々殺害する。戦時中は簡単に鉄砲を扱えてしまうのか?が驚きだったけど、それこそアクション映画のようにカッコよくキメる(そこは映画、ダニエルなので見せ場でもあるけど)

命を粗末にせず、希望を持ち続け、色々な過去の職種の知恵を集め、小屋を建て、食糧を農家から、またドイツ兵へ運ぶ牛乳を途中で盗んだりしながら、そこに集まる人々でルールを決めながら共同生活をして行く。

トゥヴィアのリーダーとしての資質をズシュと揉め、ズシュはキャンプを離れて行ってしまうが...
アザエルはトゥヴィアを助け、青年から一人前の男に成長して行く。その妻になるのが、ハイア(ミア・ワシコウスカ)だ。
アーロンはまだ10代半ば(ジョージ・マッケイが幼くて可愛い)

緊迫感のある撃ち合いや、森の中を移動して、胸まである沼の中の大移動は凄まじい。

007の洗練さを引き、ワイルドさを増し増しにしたダニエル・クレイグの男気が素敵🥺


エンドロールでは、彼らは2年間森に潜んだという。新しいキャンプには学校、病院、保健所もあった。絶えず追われながらも人数は増え続け、戦争終結時には1200名だった。
“第二のシンドラー”という代名詞で呼ばれたらしいが、兄弟は戦後、森の話を一切語ることはなかったと言う。しかし、彼らに救われた子孫は数万人に及んでいる。


※ダニエルとジェイミーの兄弟はスンナリと受け入れられ微笑ましかった🥰そこにジョージが入ってもなんら自然だけど、次男役リーヴだけが顔形が違うし、1人ガタイが大きくてオッサンっぽくて...ダニエルと同学年だけど、ちょっと年上だしね🤔
あと、ダニエルはロシア語?ポーランド語?を流暢に話してます。他のキャストも話せる人を集めたのかな?
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