ナチスのユダヤ人迫害を逃れた人々の実話は幾つも知られている。偽造書類で身分を偽ったり、隠し部屋に潜んだり。
でも銃を取って果敢に抵抗したユダヤ人達がいたとは知らなかった。彼らはあらゆる手を使って生き延びようとした。
この作品は決して彼らを単なる被害者として描いてはいない。トゥヴィアは親の復讐で警官一家を殺害するし、捕らえたドイツ兵を集団でリンチするし、食糧調達にしても地元農民からの略奪だし。
「選民の栄光を棄てる」いつの時代も選ばれた民だったユダヤ人。良くも悪くも。
ダニエル・クレイグの眼ってシベリアンハスキーによく似てる。
【自分用メモ】
defiance=挑戦、反抗