いずぼぺ

ディファイアンスのいずぼぺのレビュー・感想・評価

ディファイアンス(2008年製作の映画)
3.6
出エジプト記

独ソ戦争のさなかベラルーシでもユダヤ人迫害が激化し、ナチスの手から逃れるために森に入った人々のキャンプリーダー、ビエルスキ兄弟。ビエルスキパルチザンとも呼ばれたグループの話。ナチスはどんどこ迫ってくるし、ソ連兵も肝心なとき助けてくれないし、
ユダヤの民は森でひっそりと病院、学校、保育所も作ってしまい最終1200人のキャンプつてもう村やん。
ビエルスキ兄弟は終戦後、このキャンプの話を一切しなかったらしいけどわかるような気がする。生き延びるためにせざるを得なかったことや言わざるを得なかったことがいっばいあったんやろな。

映画としては地味なんだけど、長兄ダニエル・クレイグ、次兄リーヴ・シュレイバー、3男ジェイミー・ベル、末弟ジョージ・マッケイとなかなか渋い4兄弟。

この作品のカテゴリー、アクションじゃないよね…。歴史ものだよね。
60