ダニエルクレイグ、リーヴシュレイバー、ジェイミーベル、幼きジョージマッケイが四兄弟を演じる。
ユダヤ人迫害。
ドイツ人だけでなく、同胞までも保身に走り、裏切る。逃げ惑うユダヤ人も生き抜くために、盗賊と化する。
誰が悪いやら、、、。
道中は綺麗事では済まされない現実を突きつけられるシーンが多々盛り込まれる。
緊迫に覆い尽くされる日々。
命を狙われる、食糧難、そして厳冬。
そして四兄弟それぞれに。
特筆すべきは甘ったれていたはずの三男坊ジェイミーベルの成長に目尻が下がる。
目立たないが末っ子マッケイ君も可愛いのなんの。
長兄ダニエルと次男リーヴは、ライバル的な要素も。わかっていながらクライマックスには安堵🥲。
この4人の兄弟は観ておかないと!
なんて軽く手に取ったが、善悪の判断を揺るがす生々しさのある作品だった。決して四兄弟はヒーローとだけ評価してはいけない気がする。そのテーマも良いと思った。