lemmon

ディファイアンスのlemmonのレビュー・感想・評価

ディファイアンス(2008年製作の映画)
4.0
ダニエルクレイグ、リーヴシュレイバー、ジェイミーベル、幼きジョージマッケイが四兄弟を演じる。

ユダヤ人迫害。
ドイツ人だけでなく、同胞までも保身に走り、裏切る。逃げ惑うユダヤ人も生き抜くために、盗賊と化する。

誰が悪いやら、、、。
道中は綺麗事では済まされない現実を突きつけられるシーンが多々盛り込まれる。

緊迫に覆い尽くされる日々。
命を狙われる、食糧難、そして厳冬。

そして四兄弟それぞれに。
特筆すべきは甘ったれていたはずの三男坊ジェイミーベルの成長に目尻が下がる。
目立たないが末っ子マッケイ君も可愛いのなんの。

長兄ダニエルと次男リーヴは、ライバル的な要素も。わかっていながらクライマックスには安堵🥲。

この4人の兄弟は観ておかないと!
なんて軽く手に取ったが、善悪の判断を揺るがす生々しさのある作品だった。決して四兄弟はヒーローとだけ評価してはいけない気がする。そのテーマも良いと思った。
lemmon

lemmon