fishmutton

ギフトのfishmuttonのレビュー・感想・評価

ギフト(2000年製作の映画)
3.3
思ったよりも良かったが、観ていて苦しかった。

霊的直感(予知・透視能力)のあるアナベルはカードによる占いで周囲の人々を助けつつ、細々と暮らしていた。ある日、資産家の娘・ジェシカが行方不明となり、保安官らが助言を求めてやってくる。夢や幻視で観たものを伝える彼女だったが・・・というサスペンススリラー。
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アナベル:夫を事故でなくした。3人の息子がいる。霊的直感をもつ。
バディ:精神的に不安定な自動車修理工。アナベルの友人であり、彼女によく相談にくる。
女:DV被害者妻。アナベルに縋っている。
ドニー:女の夫。DV浮気野郎。すぐキレてすぐ手がでる。本件容疑者。
ジェシカ:殺害され、ドニーの池に沈められていた。男遊びがお盛んだった。
キング氏:ジェシカの父。資産家。ウェインと婚約中。
ウェイン:アナベルの息子の学校の教師。ジェシカと婚約中。

息子がシグナルを出しているのに、シャットアウトしてしまうアナベルが悲しい。いっぱいいっぱいなんだろうけど、話聞いてほしい。

性虐糞親父死ね。と思った。殺しちゃダメなんだけどさ。糞母親、お前もだ。お前等が息子を殺した。ダイアモンドが憎い。

女(名前忘れた)が典型的共依存DV被害者妻って感じなのも苦しかった。依存気質で粘着質な感じが・・・。

ウェインもなんだか悲しくて惨めな男だと思った。でも、殺しちゃダメだよ・・・別れなよ・・・。

主人公はこれからも助けたり助けられたりしながら生きていくんだろうなっていう終わり方は良かった。
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