原節子の出演映画（公開９本目）であり、１５歳の時のサイレント映画（弁士付き）。
原節子の姿を垣間見ることができるが、登場シーンは少ない内田吐夢監督作品。
蟹の漁船管理＆缶詰工場を経営している兄とその弟が物語の中心。
理想論者の兄と現実主義の弟が、時には対立しながらも共に頑張っていく、といったような正義派の映画。
映画タイトルは、黙示録から来ているとの会話あり。
原節子は、本編が約３０分ぐらいしてから登場。
本作は南樺太での物語だが、実際は“旧ソ連による不法占拠前の国後島でのオールロケ”。
真面目な映画。
