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ラリー・フリントのqのレビュー・感想・評価

ラリー・フリント(1996年製作の映画)
3.4
2021年13本目

当時のわたしのアイドル、コートニーラブが出ているので話題になっていた気がする。多分バスキアとかと同じ頃公開じゃなかったかと思う。
バスキアにも出ててこっちは当時観たけれどラリーフリントは観られてなかった。まだ裏若き頃でポルノが題材だったからかな。(R指定で観られなかったのかも)
すっかり存在を忘れていて、ようやく観られた。
この頃はウッディハレルソンもナチュラルボーンキラーズ直後でノリに乗っていた頃。コートニーラブはカートの死から数年ほどしか経っていなかった気がするけど。

コートニー、ラリってる演技うますぎ、って思ったけどそういえばあれは演技じゃなくてリアルだもんなー。
あの映画がどうかはさて置き、彼女のドラッグ中毒は有名な話で、逆によく演技できたなって思うわ。
ウッディハレルソンやっぱり役が降りてきてるっていうか演技うますぎだし、エドワードノートンわか!(でも変わってない)

ストーリーはもっとはっちゃけた内容かと思っていたら、意外とちゃんとした真面目なストーリーだった。
もしも同じようなことがこの現代に起きていたら、今はもっと違う結果になったかもしれないけれど、この裁判ってきっと判例にもなる重要な裁判だよね。これで判決が変わっていたら、と思う。
セックス産業やらポルノには何ひとつ共感はできないにせよ、ね。
まあ今だったらネットで叩かれて、フェミニストが黙っちゃいないだろうし私刑的なことになるのかもだな、と思った。。

後半ちょっとマンネリで若干だれたけど、最後のシーンをやたらと感動的なシーンにしない、さらっと流すところには非常に好感が持てた。
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